お金の基礎知識

2017年05月17日

2週間のパーシャル断食で減ったのは、たったの0.8㎏!

2週間パーシャル断食でも、0.8㎏しか痩せなかった。

痩せる目的ではなくて、「祈る」ために2週間のパーシャル断食をした。いや、そんなつもりはなかったのだが、ある日、日曜日の礼拝で「教会のリーダーたちがある目的のために、3週間の断食をしています。よかったら参加してください。再来週の日曜日まであと2週間です」とアナウンスがあった。

「えー、2週間も断食できないよ!」36歳のアメリカ人牧師に「大丈夫なの?3週間も断食なんて」とききに行ったら、「大丈夫、1日に1食だけ食べてる」とのこと。

それだったらできるかも、と月曜から翌週の日曜までの14日間、パーシャル断食に自主参加。平日は朝と昼の2回をスキップ。週末の家族との朝ごはんは大切だから昼だけスキップ。計、14日間で22回の食事を抜いた。食事しない分の時間を、聖書を読んだり祈ったりに当てられるのが断食のいいところ。普段は忙しくてなかなか時間がとれないから。

この方法だと、夕方までにはかなり空腹になるけど「夕食が食べられる」安心感で切り抜けられる。でも、思ったのは「これで体重や筋肉が減ったらやだな」ってこと。

で、2週間が終わった後、スポーツクラブで体組成計で測定した。

結果、体重は0.8㎏しか減ってなかった。よかった!内訳をみると、脂肪が1㎏減って筋肉は逆に0.2㎏増えてた、うれしー。断食中も朝の20分のジョギング(週3)、太極拳(週1)をやめなかったのがよかったらしい。基礎代謝もほんの少し増えてた。

で、何が言いたいか。これです!

断食でも、食事回数、食事量を減らしても、体重はなかなか減りませんよー。たぶん、このまま食事量を減らしたままだと、体がそれに慣れてエネルギー消費量を減らし「空腹をがまんして1日1食を続けても減量にならない」ことになりそうだ。

じゃあ、痩せるためにはどうしたらいい? 私、自慢じゃないが、日本とアメリカのダイエット法を本、新聞、ネットで読み漁り、いろいろ実践してきた。まわりの人たちも観察してきた。20年以上! その結論。

食事制限より運動だ! 無理のない定期的な運動。運動をすると不思議不思議、食欲がコントロールできるようになる。運動しないと「食べる欲求」が大きくなる。

アメリカ人は極端な運動(ブートキャンプとか)を数ヶ月やってやめて、元に戻るを繰り返してるから、同じ目にあわないこと。

まず、ウォーキング(ほとんど歩かないアメリカ人の体型は恐ろしいことになっている)。

そして週2、3回、ちょっと走れるといい。1回10分で十分効果がある。歩くと走るは使う筋肉が違うのだ。朝でもいいし仕事の後でもいい。ゆっくりジョギング。そのとき大切なのは姿勢。体幹(コア)を意識してまっすぐに、下腹(丹田)に重心。下を見ない。肩を上げない。

それに自分の好きな運動をプラス。テニスでもボルダリングでもダンスでも、週に1回以上、1−2時間。私の場合は太極拳。仲間がいると楽しく続けられるよ。これを1ヶ月続けたら、体が変わり始めるのがわかるはず。3ヶ月で見た目にはっきり現れる。

食事は? これも極端なダイエットは続かない。スーパーフードばかり食べるわけにはいかない。アメリカでは毎月のように新しいスーパーフードがブームになって、1年くらいで下火になる。

いちばん効果があるのは甘い飲み物をやめる。まず炭酸系。次にスターバックス系(笑)。フルーツジュースやスムージーにもたっぷり砂糖や果糖が入っているから、なるべく避けて。

甘い食べ物は、やめなくていいけど、間食ではなく食後のデザートとしてとるようにする。自然と量が減る。

食事の回数は1日3食。朝を抜くと代謝が下がる。日本の食事は果物をとりにくいので、朝りんご半個でも。それから1日に1食は野菜をたっぷり食べる。糖質ダイエットは「食物繊維不足」になるやすいので、あまりオススメしない。糖質不足で甘いものがたべたくなる弊害も。血糖値が上がりにくい玄米や全粒粉のパンやパスタなどを適度に取り入れて。

以上のシンプルダイエットは、肥満大国アメリカで私が5年間実行していた方法。ハンバーガー、ホットドッグ、ピザ、ポテトチップも日常的に食べてたけど、体重もウエストサイズも維持できました。健康診断の結果も良好。ぜひ試してみて! 実行後のレポートお待ちしています。=>  こちらから

太らないこと、健康でいることはもちろん、お金の面でもプラス。健康で頭が冴えていれば、仕事がはかどり、昇進や収入増につながる。サイズが合わなくなって、服を捨てたり買い替えたりしなくていい。長く働き続けられれば、老後のために貯めるお金も、少なくていい。生活習慣病のための通院や投薬もいらない。

気持ちよく長生きして、気持ちよく人生を楽しむために、ぜひ、よい運動とよい食事を実践してね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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