お金の基礎知識

2016年02月05日

外国に投資するの2つの方法 株式ファンドと外貨預金/MMFか

 1万円で、外貨MMFや海外の株式に(ファンドを通して)投資できるようになったのは、ごく最近だ。以前は、商品は少なかったし、購入単位は大きかったし、扱っている証券会社や銀行も少なかった。昔は海外に投資できたのは、金持ちで投資にかなり詳しい人だけだった。

 でも今は、金持ちでなくても、専門知識がなくても、海外に気軽に投資できる。ビンボー人もも金持ちになれるチャンスがあるということだ、幸運に感謝しよう。

 海外への投資には、大きくふたつある。

(1)値動きがある株式(ファンド)に投資する

(2)値動きがほとんどない預金やMMFに投資する

  ここで気をつけたいのは、値動きがあるないは、その国の通貨(お金)で見た場合ということだ。外国株式に投資する人は、「値段が動くぞ」と知っているけれど、外貨預金に預ける人は、「預金」という名前だから、値段は動かない(損はしない)でしょう、と誤解しているケースが多いのだ。それは誤解。

 外貨預金(銀行)と外貨MMF(ネット証券)はよく似ている。外貨預金は、預けるときに約束された金利が払われる。国内の預金後同じだ。外貨MMFは、金利は約束されないが、だいたい予想された利回りが得られる。どちらも元本割れはない。

 外貨預金/MMFに魅力を感じるのは、金利が高い時だ。日本で定期預金しても0・1%以下の利息しかつかない時に、オーストラリアドルの定期預金が2%だったとする。だったら円をドルに替えて(ドルを買って)定期預金するほうがトクでしょ?(ただし、手数料に注意 この後のコラムでふれます)

 同じように、日本の株が全然上がらない時に、アメリカの株がどんどん上がってる。だったらアメリカの株を買いたいよね。外国に投資するってこういうこと。面白そうでしょ。

 

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