お金の基礎知識

2016年01月14日

給料3カ月分の貯金ができたら、 投資を始めよう

 貯金ゼロで投資を始めてはいけない。  まず、生活費の1〜2カ月分の緊急資金が貯める。それから1ヶ月分の特別資金(毎月はかからないが、数ヶ月〜2年で必ずかかるお金)をためる。それができたら、いよいよ本格的に将来資金を貯め始める時期だ。  貯金0から、収入の10〜20%を貯め始めれば、社会人2年目か3年目が、投資デビューの年になるはずだ。遠い将来の話じゃない。  さて、投資を始める、といっても、ここで勧めるのは、「株を買う」のではなく、「投資信託の積み立て」を始めることだ。それには大きく2つの方法がある。  簡単なのは、預金口座を持っている銀行で、投資信託口座を開き、投資信託積み立てを申し込むこと。ベーシックな投資だけなら、銀行で十分に間に合う。  もうひとつは、ネット証券(オンライン証券ともいう)に口座を開くこと。こちらは、ちょっと敷居が高いけど、将来いろんな投資をやってみたいと思ったときに、メニューが断然多い。  ネット証券は、店を(ほとんど)持たず、パソコンやスマートフォンで取引をする証券会社。  証券会社のホームページから、口座開設用紙を精求し、必要事項を書いてハンコを押して返送すると、自分の口座を持つことができる。口座を開くと、まず、銀行の普通預金口座にあたMRF口座を持つことになる。証券総合口座と呼ぶところもある。MRFは(普通預金と同じで)、利息はほとんどつかないけれど、お金の出し入れは自由にできる。   ネット証券にお金を預けるには、銀行のATMなどから入金する方法と、ホームページ上で銀行からの入金の指示をする方法がある。一定の条件を満たすと、入金の手数料はタダ。  最初はちょっと戸惑うけど、慣れたらすぐに、さくさくできるようになる。

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