結婚をあてにしたマネープランはもう存在しません!(1)
数年前に「貧困女子」が話題になった。そのときはアメリカに住んでいたので、びっくり! 本やネットで情報を集めて、実態を知ろうとしました。
で、気が付いたのは、貧困に陥ってしまった女性たちの多くが、ライフプランやキャリアプランを持てないまま大人になってしまったということ。そして、失業や離婚、未婚での出産をきっかけに、生活をささえる収入が途絶えたり、極端に減ってしまい、どんどん生活が苦しくなっていく。
今の日本の実態。50歳の未婚率(生涯未婚率)は男性で22.8%、女性で13.3%(2015年国勢調査)。おまけに言うと、3組に1組が離婚する。
50歳で小学校のクラス会をすると、40人(男と女20人ずつ)のうち7人(男4+
女3)は独身。11人は離婚経験者。死別が1人か2人。既婚者は全体の約半分というイメージだ。つまり誰もが結婚する、結婚したら男が家族を養う、という昔からのライフスタイルは、すでに崩れてしまったといっていい。
「女は結婚するもの。結婚したら夫に養ってもらうもの」と考えていたために貧困になってしまった女子たち。これは本人の責任というより、育った家庭や地域や社会によるところが大きいだろう。これを変えていくことが日本の課題。
このひまわりにように「自分で立つ」ことが、人生とお金の課題です。
もう、結婚をあてにしたマネープランは存在できません!