お金の基礎知識

2016年02月15日

株式投資をするならネット証券 本を2冊以上読んで、研究しよう。

 個別の株式投資をするなら、ネット証券に口座を持つことは必須だ。

 一般の(店舗のある)証券会社に比べると、株式売買の手数料が格段に安い。また、24時間、売買の注文を出すことができる。

 最新の企業情報を得たり、リアルタイムで株価の動きをチェックできたり、さまざまな文責ツールが使えたりと、腕が上がるほど、プロ並みのテクニックを使えるようになる。

 でも、投資を始める前に、株式投資のベイシックな本を、最低2冊読もう。違う著者の本がいい。一冊は日本の著者の、一冊はアメリカの著者の本というのもお勧めだ。

「小遣い稼ぎ投資」は、短期決戦なので、損するリスクも大きい。投資額が半分になっても、毎日の生活にも将来のプランにも影響がない、という「余裕資金」で投資することが大切。儲けを小遣いとして使ってしまわず、再投資して大きくしていきたい。運用資金が500万円くらいになったら、年10%の儲けで50万円の小遣いに。楽しみだ。

「資産作り投資」は、すぐには結果が出ない。が、うまくいけば、10年後のマイホームの頭金に、40年後の優雅なリタイア資金にすることも、夢じゃない。

 株式投資の本は、日本のものなら、証券アナリスト用のテキストのように固いものから、超初心者向けのやさしいものまでいろいろある。自分で書店に足を運んで選んでみよう。発売されたばかりのものより、出版されて数年以上たって評価が定まった本が安心だ。

 アメリカで定番クラシックといわれている投資本には、次のようなものがある。株式投資をしなくても、読み物として、教養書として読んでも面白い。

 

「株で勝つ」ピーター・リンチ

「敗者のゲーム」 チャールズ・エリス

「ウォール街のランダムウォーカー」 バートン・マルキール 

「マネーと常識」ジョン・C・ボーグル

 

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