年の差婚はここに注意(2) 年上妻は贅沢を望まない
「年の差婚」の続きです。
年上妻は、贅沢を望まない
妻が年上の場合は、仕事をやめようとは考えないだろう。妻が15歳年上なら、妻40歳出産で夫は25歳。まっとうに稼いでくれれば、子どもの教育費の心配はなさそうだ。ただ、妻の同世代カップルに比べると、夫の収入、世帯収入が少なくなりがち。まわりと同じ贅沢を望まない心構えが妻には必要。年下の方はパートナーを介護する覚悟と準備を。
健康な男女も80歳を過ぎる頃から、暮らしに人の手助けが必要になる。早い人は70代から。15歳差なら、年上75歳、年下60歳あたりから心の準備、その他の備え(介護サービスや施設利用の下調べや申込みの準備)をしておきたい。
考えようによっては同い年カップルが80歳を迎えるより、若い方に体力も気力もあるから、老後は意外に明るいかも。
遺言をきっちり
10歳以上の歳の差なら、逆転があるかもしれないが、どちらが先に逝くかはだいたい予想がつく。そのときに財産や家や葬式をどうするか、遺言をきっちりと残しておきたい。もちろんこれは、同い年夫婦でも必要なことですが。