家賃は収入の何パーセントまで? 手取り収入の25%以下!
女友だちが、引越しを考えてアパート探しをしている。「家賃って、収入のどのくらいが目安なの?」と聞かれたので、「理想は手取り収入の20%だけど、東京は家賃が高いから25%も仕方ないかな」というと、「え、不動産屋さんで収入の3分の1って言われたよ」と驚く。私の方が驚いた。
収入の33%も家賃に払ってたら、貯金なんてできない。貯金ができないと、クレジットカードでの買い物やリボ払いに頼ることになって、借金がどんどん膨らんでしまう恐れがある。30%とか33%とかありえない!
「でも、もっと広いところに住みたい。」と彼女が言う。「だったら、25%以下で広いところを探せばいい」
20代ならワンルームでも我慢できるけど、30代になったら1DKに住みたい。40代なら2DKに住みたくなる。当然だ。
ただし、広くて、新築で、駅に近くて、通勤も便利、という物件は高くなる。広さを求めるなら、ほかの条件をあきらめるのが、予算内の物件をみつけるコツ。こだわるべきではないのが「新築」。これは、古い物件より2、3割高くなる。駅から10分以上歩くとやすくなる。急行停車駅は高いがひとつ隣の駅はやすくなる。
家賃を25%以下にしたら、貯金ができるから、それを頭金に、やがてマイホームが買える。家賃が30%だと永遠にマイホームは買えない。
リーズナブルな賃貸物件を上手に探せる人は、いざ自宅マンションや戸建てを買うときにも、予算内で良い物件を探せる。20代、30代で予算内のいいアパートを見つけることが、将来の住まいを決めるひとつのカギ。
妥協しないで、辛抱強く探しましょ!不動産に詳しい友だちがいたら、ぜひ手を貸してもらおう。これも、いい物件探しの大切なコツです。