コロナ減収でピンチ! 住宅ローンの返済猶予を銀行にリクエストしよう
コロナウィルスの影響で減収の人が増えている。「残業代がなくなった!」くらいならまだいいが「3月は例年の半分になった」「4月は収入ゼロ」という人もいる。
すぐに困るのが住宅ローンや家賃の支払いだ。手元にお金がないから、クレジットカードで払ったりキャッシングして払ったりすると、どんどん苦しくなって自己破産につながることもあるから、絶対にしてはいけない。
大家さんに家賃の猶予を頼む 銀行に住宅ローンの猶予をリクエストする
支払いが苦しい時は、家賃の支払い、住宅ローンの支払いを猶予してもらおう。大家さんや貸主に直接相談してみよう。都営住宅などの公共住宅は、連絡をすると一定の条件で家賃の支払いを猶予してくれる。民間もそれに準じるべきだ。
交渉したら必ずきかれる保証はないが、可能性は十分ある。
金融庁からは3月に各金融機関へ「住宅ローンの借主から、返済猶予などの相談があったら柔軟に対応してほしい」という通達が出ている。
このことを知っていたら、自信をもって相談できる。もし、リクエストに答えてもらえない場合は、金融庁の相談窓口に電話してみよう。こちら
◎ 新型コロナウイルスに関する相談ダイヤル
0120-156811(フリーダイヤル) IP電話からは 03-5251-6831
税金も国民年金保険料も、水道光熱費などの公共料金も、窓口に相談すれば支払いを猶予してくれる仕組みがある。
当面、住むところがあって、水道もガスも電気も大丈夫なら、なんとか食料だけ確保すれば生きていける。この安心感の上にどっしり座って、これからどうやって収入を得るか、増やすか、仕事をつくるか作戦を考えよう。