イスラエルでソニー銀行のデビットカードを使ってみた
イスラエルへ行ってきました。12年前に知った「School of Ministry」というスタディ・ツアー。
写真はハイファ港を見下ろす高台のプロムナードから 向こうは地中海
聖書の地、イスラエルで聖書を学び、いまのイスラエルの現実を見、これから自分がどう生きるかを考える、という12日間の集中セミナー。いつか参加したいと願っていたのが、12年たって!言葉につくせないほどすばらしい経験をしたが、ここではお金の話を。
イスラエルの通貨は、新イスラエル・シェケル(NIS)で、日本でシェケルに両替することはできない。
ウェブサイト上の限られた情報を集約すると「クレジットカードは使えるが、現金も必要。日本で米ドルの現金に両替して、現地でドルをシェケルに両替する。ドルが通用するお店もある」とのこと。
でも、円 –> 米ドル –> シェケル と両替すると、高い為替手数料をダブルで払うことになり、大損だ。使い残したシェケルは日本では円に換えられないから、これも問題。で、現地に行っていろいろな手段を試した結果、次のことがわかった。
<結論>
1、いちばん有利なのは、デビットカード/クレジットカードでの支払い
小さい店などクレジットカードが使えないところも多い、と聞いていたが、実際にはほとんどの店でカードが使えた。小さなレストランやお土産やさんでも。ソニー銀行のデビットカードはVisa加盟店で使えるので、JCBやAMEXより使い易い。
適用レートは、1シェケル=31.5 円くらいだった(中心レート1シェケル=30円くらい)
2、円から直接シェケルに両替できた
両替は、予想に反して「空港や銀行はレートが悪いから、紹介する正規の両替商がおすすめ」とのことだった。ドルからシェケルへの両替だけを利用したが、円からする場合は、1シェケル33円くらいとのことだった。「円からの両替ももちろんできるよ!」とのこと。
3、現地ATMで、現金引き出しもできた
空港のATMと、街のATMで2回現金(シェケル)を引き出した。必要なのはカードと4桁の暗証番号のみ。ヘブライ語の表示が読めず、いったん諦めたが、よく見ると「Language」のボタンがあって、英語を選んだら、問題なく操作できた。
ATM引き出しは、(為替手数料にプラスして)1回ごとに引き出し手数料がかかるから、まとまった引き出しがお得。最初こわごわ1000シェケル引き出したときは、1シェケル35円にになってしまったが、5000シェケルでは32円くらいに。
ということで、おすすめは 1、デビットカード 2、現地ATM 3、現地両替商で円から直接シェケルへ両替
旅行ガイドやウェブサイトで提唱されていた「日本でドル現金に換えて現地でシェケルに両替」はいちばん損なことがわかった。これからイスラエルへ行く方、よく覚えておいて。
ただし、教会への献金やスモールビジネスへの支払いは現金のみ(ドルでも可)。これを計算に入れず、ほとんど現金を持たずに過ごした私は、ここへの貢献ができなかったのが残念1
イスラエルへのフライト 日本からの直行便はないが、ワンストップでいろいろな航空会社を利用できて値段も意外にリーズナブル。時期を選べば10万円以下でも行ける。
今回、私が使ったのはキャセイパシフィック航空、香港経由。ほかに、全日空+エル・アル航空、ヨルダン航空、中華航空、コリアエアライン、タイ航空、エアロフロート、ルフトハンザなど、いろいろなルートで行ける。ルート選びも楽しんでください。