お金の基礎知識

2019年05月05日

新社会人にまず伝えたいお金のこと 借金するな!前編

社会人のスタートをどう切るかで、あなたの将来が決まる

 新社会人のみなさま。おめでとうございます。売り手市場とはいわれても、就職活動が長く厳しかったことには変わりがない。それを乗り切ってついに就職を決め、社会人としての一歩を踏み出されたこと、本当におめでとうございます。
 社会人になると、 これまでとお金との付き合い方が変わる。今までは生活費や学費のほとんどを親に出してもらっていた人が多いでしょう。つまり、養ってもらっていた、食べさせてもらっていた。
 それがこれからは自分で稼いで、そのお金で暮らす。経済的な独立を手に入れたのだ。まずは、その清々しさを十分に満喫してほしい。ぜひ自分の稼いだ給料で、初ボーナスで、今までお世話になった親やきょうだい、先生方にお礼の気持ちを表してほしい。
 自分のお金を、自分のためでなく人のために使える喜びは格別なもの。ぜひ味わってほしい。これは、これから一生付き合うことになるお金との、正しい関係の大切な一面だ。

 

『20代のいま、やっておくべきお金のこと』(中村芳子/ダイヤモンド社)

 

お金と真剣に向き合う覚悟を決めよ

 今あなたは22~25歳くらいかもしれない。お金とは、これから死ぬまでの長い付き合いになる。最近は「人生100年」と言われ始めた。あと70年以上、お金と正しく付き合うか否かで、あなたの人生は大きく変わってくる。まずは、そのことを肝に銘じてほしい。人生には、結果がはっきりしないこと、現象がはっきり現れないこともある。異性の友人に抱いている気持ちが、友情なのか恋なのかわからない。1日1500カロリーに制限してダイエットしても体重がなかなか減らないとか。
 ところが、お金のことは、たちどころに明確に数字で結果が現れる。ごまかしがきかない。給料の金額、銀行口座の残高、給料を何にいくら使ったか、クレジットカードの残高など、いろいろ。そこに、あなたの価値観や生き方や、将来向かっている方向が、はっきりと現れる。お金との正しい付き合い方を身につけると、お金はあなたの人生の味方になる。やりたいことを実現できて、人生が豊かになる。逆に、間違った付き合い方を続けると、お金はあなたを裏切って傷つける。やりたいことができず、恨めしい人生を送ることになる。

新社会人が身に付けたいお金のことはたくさんあるが、まずは以下の8つに気を付けたい。
(1)借金をしない
(2)手数料を甘くみない
(3)コンビニ、カフェ貧乏にならない
(4)まず、現金で生活してみる
(5)貯金は今から一生するものと心得る
(6)保険は、これだけ入れば大丈夫
(7)マネーアプリで支出を管理する
(8)お金で幸せを買う
マネーの基本1は「借金をしない」

 まだ給料を数回しかもらっていない社会人に、「借金をしてはいけない」と話してもピンとこないかもしれない。しかし、これこそがお金との付き合いのいちばん大切な点。多くの大人が人知れず悩んでいるのが借金の返済だ。
 アメリカでも近年、「Debt Control(借金管理)」の大切さが強調されるようになった。私も住んでみてわかったが、多くの人が請求書の支払いをするだけでアップアップ、貯金ゼロか貯金マイナスの生活をしていて、苦しそうだった。
 借金にもいろいろある。車のローンや住宅ローン、カードローン、消費ローンなどだ。でも、ふつうの人の借金は、クレジットカードからスタートする。クレジットは「信用」と訳されることが多いが、実態は「借金」。クレジットカードは借金カードだ。
 クレジットカードで3万円の支払いをすると、その代金が銀行口座から引き落とされるのは、だいたい翌月。払うまでの間は、カード会社から3万円の借金をしていることになる。一括払いだと利息を払わなくていいので、借金と感じにくいのだ。

続きは来月。必ず読んでね!

 

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