お金の基礎知識

2018年05月14日

アメリカ人の夫59歳、フリーランスの私40歳 自宅を買うべき?

人生をよりよく変えたい女性と、夢の実現をサポートする女性(お金の相談パートナー)の出会いの場を提供するFP Cafe(エフピーカフェ)の、マネー相談ページで回答しました!

相談者は40歳フリーランスで働く女性。アメリカ人の夫(59歳永住権あり)と結婚して8年目。彼は非常勤講師です。 

写真はイメージです 実際の相談者とは関係ありません

「昨年、彼が約2000万円の現金を相続しました。このお金を頭金としてマンションを買うべきか。それとも貯蓄に回して賃貸暮らしを続けるべきか悩んでいます。私は賃貸暮らしを続けることに漠然とした不安があり、夫は住宅ローンを組んでマンションを買うということにあまり積極的になれません。

マンションを購入するとしたら、希望の条件(都内・2LDK等々)で探すと4000~4200万円前後の物件が相場のよう。 私どものような夫婦の場合、賃貸で暮らし続けるか、マンションを購入するか、どちらが経済的に安心があるでしょうか。また購入するとしたら住宅ローンはいくらぐらい借り入れるのが適当でしょうか? 彼の貯金は2000万円(遺産のみ)、私は600万円です 」

中村芳子の回答は、これです!

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あかりさん こんにちは、ファイナンシャルプランナーの中村芳子です。

アメリカ人のご主人と二人暮らし。最近、夫に2000万円の遺産が入ったが、これを元に住まいを買うべきか悩んでいるとのご相談ですね。文面から、あかりさんは買いたい、彼は買いたくないとお察しします。

まず、現実に「買えるか?」という問題があります。というのは、彼が非常勤講師で59歳、あかりさんがフリーランスという状況だと、住宅ローンを借りることが簡単ではないからです。あかりさんの収入が過去3年以上安定していれば、あかりさんが住宅ローンを借りられる可能性がありますが、雇用が保証されていない彼はむずかしいかもしれません。

そこで、あかりさんへの質問は、「自分が住宅ローンを借りても、自宅を買いたいか」です。

4000〜4200万円の物件を想定していますが、2人家族であれば、少し小さめ(60㎡くらい)の中古物件で3500万円くらいに抑えたいところです。

たとえば、こんな資金プランが考えられます。

価格    3500万円

諸費用    300万円(価格の8-10%)

自己資金  2000万円

 (遺産から1800万円、あかりさんの貯金から200万円)

住宅ローン 1800万円

 

住宅ローン1800万円の金利1.5%、期間20年とすると、月々の返済額は約87,000円になります(25年だと72,000円)。

マンションを買うと、これに加えて管理費修繕積立金(月2−3万円)、固定資産税(年5-20万円、いずれも物件による)がかかります。ならすと、マンション購入後の住宅費は月11〜12万円くらいでしょう。

住宅ローンを借りられるかどうかは、実際に申し込んでみないとわかりません。申し込みはいつでもキャンセルできるので、良さそうの物件(割高な新築ではなく、必ず中古を)をみつくろい、試しに申し込んでみることをお勧めします。

あかりさんのような、インターナショナルカップルは、このように住まいや老後の資金設計が、ドメスティックなカップルよりも複雑になります。

弊社アルファ アンド アソシエイツは、国際カップル向けの英語でのFPコンサルティングも行っています。日本に家を買うべきかどうかは、これからずっと日本に住むのか、公的年金の状況はどうなっているのか、これからの収入支出の見込みは、など、複数の条件を考えてから決めるべきです。

ご相談いただくと、ご夫婦のより詳しい状況に基づいた、最善のプランを提案できます。ご検討ください。=> こちら

 

中村芳子 アルファ アンド アソシエイツ

追伸 私の夫はアメリカ人で、私はアメリカ在住の経験があるので、ご事情はとてもよくわかります。

 

 

 

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