中村芳子のお金のこと

【人口が減ると、人は便利なところに移り住む→土地の値段は？】
人口が増えているときも、地方から都市に人が流れていくけれど、もっぱら学校や仕事のための若い層が多い。
でも、人口が減ってくると、地方では公共サービスを維持するのが難しくなる。病院が減る。学校が減る。バスが減る。銀行が減る。仕事がなくなる。お店が閉まる。ガス水道電気のサービスも危うくなる？ 深刻になる前に、自宅不動産の値段が下がる前に土地を売って、都心の便利な、人口が減らない地域に移り住もうとする。若い人だけでなく、働き盛りも高齢者も。もっともです。
だから、これから家を買おうと思う人は、今後50年の人口移動と不動産価格の変動を予想することが大切。難しいね。
でも、本当は人口が減らないよう、政府に頑張ってもらいたい →つまり、私たち自身が何かしないとね。