【Urber (ウーバー)はタクシー業界だけじゃなく、働き方も変える!】
【Urber (ウーバー)はタクシー業界だけじゃなく、働き方も変える!】
前回、ロサンジェルスに行った時、初めてUrber を体験した。日本では馴染みがないが、「一般の人が自分の空き時間と自家用車を使って他人を運び、料金をもらう仕組み」。日本では法律で、お金をもらってお客さんを運べるのはバスやタクシーだけと決まっているので、いまだにUrber は禁止。
「でも、別に、タクシーあるし、いいんじゃない」と思う人もいるかもしれない。でも、フツーの人が空き時間にアルバイトをする感覚だから、料金ははるかに安い。アメリカではタクシーの半分以下の感覚かな。A 地点から B地点に行く間に、途中で別のお客さんが乗りこんで「乗り合い」になることもある。これも安さの秘密。
でも、運転手さんと話して驚いたのは、彼(30代半ばくらい)は、以前会社勤めだったけど、子どもが生まれたのを機に、退職してUrber 専業になったということ。「運転は好きだし、働く時間を選べるし、収入だって前より少し増えた。昨日も0歳の娘が熱を出して、保育園に預けられなかったから、午前中は僕が面倒を見て、午後妻が帰ってきてからバトンタッチして僕が働き始めた。こんなフレキシブルな働き方ができて、家族と過ごせる時過ごせる時間が増えてとても気に入ってる。」
タクシー業界は不況、というけど、これだけ海外からの観光客が増えているのだから、料金が手頃なUrberが登場したら、よろこばれそう。アプリで「英語/中国語話せるドライバー」とか指定できたら、なおさら。
安全面とかの課題はあるけど、はやく日本でも解禁されて、新しい働き方も広がるといいね。
https://www.ana.co.jp/travelandlife/feature/original/vol124/